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アカントアメーバ角膜炎

コンタクトレンズ診療は好きではありません。お金儲けをしているかのように誤解されるからです。コンタクトレンズ装用者にとって一番怖いものはアカントアメーバ角膜炎です。5人に1人の割合でケースからアカントアメーバは検出される層でどこにでもいると考えた方がよいようです。その中で、うちの子と同じようにうんが悪い人が3万分の一という確率で発症します。ソフトコンタクトレンズは9割、ハードコンタクトレンズが1割です。感染部位が角膜に限定される為カビの薬や掻破するしか治療方法はありません。なぜ怖いか?ゆっくり病変は進行します。病気が変化し色々な顔を見せるからだと思います。約2か月くらいだそうです。ステロイドは禁忌です。ケースは案外不潔ですよね。液は毎日変えてもケースはなかなかケアしません。レンズケースを乾燥させることは消毒です。レンズケースの蓋はとってせず乾燥させてください。