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陸先生と精

陸先生は陸希先生です。今日の話は難しい話です。今、中国と日本はかつてない関係の悪化がみられます。日本で稼いでいる中国人中医師はどのような思いなのでしょうか?陸希先生は日本にいままでなかった緻密な理論を持ち込まれた先生です。中国では中医師ですが日本では診療できません。その数々の功績の中で一番特質するものが精についての考え方です。精には先天の精、水穀の精、五臓の精、生殖の精があるというのが陸先生の理論です。先天の精は親から受け継ぐ精です。先天の精は生まれつき備わる精です。命門が有しています。五臓の精は人体を形成する、腎精を作る二つの役割を持ちます。生殖の精は子供を作る精です。生殖の精には先天の精が備わります。腎精は命門で陰陽に分かれます。腎精は広い意味では五臓の精の一つの腎精、狭い意味では五臓の精の一つとされた。こんな理論他の中医学の先生は教えてくれません。普通、何回聞いてもわからん難解な理論です。高血圧の患者さんも無事おかえりになりました。彼岸の時期には高血圧の方は温度差に要注意ですよ。