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高齢者喘息

気管支喘息はアレルギー疾患です。高齢者喘息とは65歳以上の方の喘息です。喘息死の87.5パーセントは65歳以上の高齢者喘息です。非アトピー型喘息です。重症が多いです。合併症には心不全、COPD,GERDなどがあります。服薬コンプライアンスにも問題がある場合があります。DPIつまりドライパウダーがよいか?pMDIつまりエアゾールがよいか。特に75歳以上では手技の問題があります。高齢者喘息は成人発症喘息の約半数を占めます。2010年の日本における喘息死は2065人です。目標だった3千人を達成できています。高齢者の喘息はCOPDとの鑑別が問題になります。喘息の定義は絶えず進化してきました。今日は慢性咳嗽の勉強に姫路に診察終了後行きます。1958年に広範な気道狭窄、1962年に気道過敏性、1992年気道の慢性炎症性疾患という概念が定義に加わりました。今日来られた患者さんが冬になるとそして乾燥すると咳が出る。フルタイドを耳鼻科で処方されているとのことでした。きっと咳喘息なんでしょうね。しっかり勉強してきます。眼科でこんな話をしているのはここだけでしょうね。このブログの検索キーワードの一番にテネリアが登場しました。新しい糖尿病治療薬です。話は変わりますがわたくしの愛車は日本製のブリジストン自転車です。高級外車なんて興味ありません。話の展開が読めないのがこのブログの特徴です。私はノート代わりにこのブログで勉強したことを復習しています。