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第22回静岡漢方研究会

系統中医学講座で学び始めてもうすぐ20年です。系統中医学講座を主催のコタロー漢方製薬のMRさんそして講師の仙頭正四郎せんせいありがとうございます。昨年終了したコタロー名古屋セミナーの最終回とthemeは同じそれでも私は浜松市に向かった。ほんとんの話でした。しかしテキストは同じでもどんどんお話の内容は進化しています、今日もほぼ満席でした。苓桂朮甘湯のように苓桂〇甘湯の骨格を有する処方はほんとん気に用いることができる。五味子が入ったり大棗が入ったり丸にはいろいろな生薬が入る。九味檳榔湯にも苓桂〇甘湯の方意がある。以前から呉茱萸湯と苓桂朮甘湯で肘後方のほんとん湯の代わりと思い私は多用している。まずい呉茱萸湯が意外と飲める。桂枝茯苓丸も名前のごとく桂枝と茯苓が入っている、五苓散も桂枝と茯苓が入っている。みんなほんとんの要素を持っていると考えてよいみたい。ほんとんは心の病で腎気がまっすぐ上に対上がっているようだ。同じテーマだが確実に講師の話は進化してわかりやすくなっていた。20年聞いても飽きない話すごすぎる。しかしながら私が成長していないともいえる。もう60歳が見える年齢です、保険での漢方診療をもとんる方はどんどん増えています。ひかりで浜松まで来て新幹線の運賃2万円以上かけて浜松市に行った価値はあった。帰りの新幹線で復習します。

五苓散と猪苓湯

今日は世界遺産姫路城マラソンの日には毎年姫路にはいない。本当は昨夜は大阪に泊まるつもりでしたが宿無しで金沢大学の小川恵子先生の漢方薬の講演会を聞いた尼崎のホテルから自宅へ帰ってきました、今日はサンルート梅田で関西けいとうちゅう医学講座に参加しました。エキス漢方ZtoAの名古屋開催が決まったそうです。東京へ行くパワーがなくなってますのでぜひ参加したいです。五苓散と猪苓湯の共通生薬は水を肺まで上げる茯苓、腎から水を排泄する沢瀉・猪苓です。五苓散には陽気を増す桂皮、白朮は引きを増し津液を巡らせる。猪苓湯しかない生薬は養血の阿膠と清熱の滑石です。つまり五苓散は温める、猪苓湯は炎症を抑える。基礎理論編も産み育てるといわれる相生は生理的ではない。相生はあおる関係だそうです。昨日からずっと勉強で疲れた。もう寝たほうがよさそうです。

関西系統中医学講座生理病態治療編

昨日からボタン雪が舞っていた、屋根は真っ白、道路は大丈夫。神姫バスはチエーンを持っているから大丈夫。岐阜羽島米原間雪のため徐行で名古屋から15分遅れでお越しになった方もおられた。今日は呼吸器。系統中医学講座では麻黄湯は治って当たり前インフルエンザには大防風湯を使おうになっているが呼吸器の話ではなくもっと生理学に近いお話が中心でした。2000年から受講しているのでライブで10回以上同じような話を聞いているが呼吸筋が上がったり下がったりという話は難しい。腎不納気とは気を肺に吸引するのに腎がかかわる。肺主気は肺が気の主と考え身体をめぐる真気が腎を目的とする深い部位に到達すると考えるそうです。呼吸筋の収縮を肝と腎でコントローすると考える。初めて聞いたら目からうろこどころか10回以上聞いても新鮮なお話でした。温腎陽と健脾が呼吸筋を強くする。聞いているとそうだそうだとガッテンボタンを押すが非常に緻密な仙頭理論どんどん進化している

エキス漢方ZtoAの資料

エキス漢方ZtoAのテキスト、DVD、振込用紙が送られてきた。大阪国際会議場で行われた第五回総合アレルギー講習会と日が重なり欠席してしまいました。コタロー漢方製薬東京支店の方々の必死の作業で今日届きました。感謝感激。最後には清肺湯,滋陰降火湯、滋陰至宝湯の使い分けとパートナー選びが記されている。疏肝清熱、湿熱処理、心への作用強化、咳にはといった合法のコツが書いてある。滋陰は日本の漢方ではない概念です。ちょっとと違うがわかりやすく言うと津液が不足している状態。日本の漢方では水の余った状態しか考えていません。途中には百虎加人参湯と麦門冬湯さらには保険適応はないが竹葉石膏湯の鑑別も記載されています。これからの姫路はひたすら寒いが雪は降らないすなわち滋陰が必要です。このZtoAも最終回まで3年近くかかります。書籍なって出版されたら目から鱗の話満載です。漢方診療の患者さんがたくさんお越しになり来年も進化するお話を聞くため東京飯田橋のレインボービルに行けたらよいなあと思います。よその医療機関では処方しない処方を道具に保険の範囲内での漢方診療を頑張りたい。

関西系統中医学講座第4回基礎理論編

グーンと寒くなりました、昨日はアレルギーで心斎橋今日は関西系統中医学講座。今年最後の関西系統中医学講座に参加してきました。しかしながら、9時30分いつもはきれいな写真が映るのに映らない・講演会でパワーポイントのスライドが映らないというのがWEBでもライブでもある。PCに強いMRが直してくださった。よかった…今日は八鋼弁証のお話し。普通なら表裏寒熱陰陽虚実の話をされてはいおしまい。系統中医学講座は三本の軸がある其れが表裏感熱虚実そして統括する陰陽がある。八鋼弁証を入り口として持ち込むつまりどこで何がどうしてどうなっているかを分析の過程で順次明らかにするのが系統中医学。さらには他の部位ではどうか、顔の皮膚は乾燥ですが下肢はどうか?普段からトレーニングしてないとできない。梅田には昨日にもましてすごい人、ルミナリエ開催についてのお知らせ、JR神戸線昨日同様混んでました。系統中医学オリジナルなお話でした。楽しかった。配給制がきっちりしているから入ってこないのにインフルエンザワクチンがなくどうしようのない。いくら電話なっても昨年の分はとっくに終わってます。憂鬱です。

ペンケースを忘れました

前回11月19日の関西系統中医学講座に早く到着鞄をいくら探してもボールペンがない。これは困った、今受講している方でボールペンを借りれるような方はいない。仕方がない、自業自得。昨日カバンの中を掃除してボールペンがビニールに入ったままいっぱい入っていたのですべて放り出したみたい。昼休みにオーパのダイソウかキデイランドに階に行こう。午前中は集中力を高め一期一会と持って勉強しよう。きっと姫路でも千福貞弘先生の講演会があるの梅田に来たからばちが当たった。そんなわけはない、関西系統中医学講座は2年分参加費を支払っている。鞄を掃除したのが悪かった。系統中医学講座の皮膚の考えはどこにも載っていない、全くのオリジナルです。皮膚治療の3本柱は陽気発越、表層から深部への回収、循環,原動力の増強。温腎法とは体の中心にある腎気を皮膚まで到達させる原動力を基底層のじんきを充実させるとともに肝気脾を充実させ肌膚への気血の充実を図ることだそうです。尋常性乾癬は表皮内の炎症と水疱形成が病態です。標治は水疱なので利湿、本治は建脾・疏肝・温腎陽だそうです。今日は12月9日(日)、姫路からもうすぐ関西系統中医学講座へ向けて出発です。昨日心斎橋の4度Cブライダルのあたり御堂筋のきれいなイルミネーションを写真を撮る人が多かった、姫路へ帰る新快速電車ルミナリエ開催のため補助席が西明石まで使えませんでした、みんな大忙しですね。今日はボールペンを入れました。

インフルエンザ昨年分接種終了しております

グーンと寒くなりました、今年最後の関西系統中医学講座に参加します。今年最後の漢方尽くしです。昨日はインフルエンザワクチンがないので大騒動だった。お子様は小児科へと書いていたのに消したのがまずかったかもしれない、受付にも迷惑をかけた。ほとんど診療している気持ちになれなかった。予約も取っていないのに問診票を持っているだけで、ホームページから問診票はダウンロードできる。予約や約束は決して行っていない。「いつでも起こしください」との言外の意にはないかもしれませんよという意味が困られている。今日は漢方尽くし。来週15日16日は大阪国際会議場でアレルギー尽くし。もっと正確にいうとアレルギーの実習尽くしです。昨日は関西耳鼻咽喉科アレルギー講演会に参加しました。インフルエンザの学級閉鎖が始まるとともにインフルエンザの予防接種方が増えて特に介助職員を配置していないので小児科受診を進めている小さな子供の受診者が増えました。私の方はパンパンです。ここ数年前年度の納品実績分しかインフルエンザワクチンの割り当てがありません。もう昨年度接種分は終了しているのにお越しいただいても困る。一回うっても二回目の予約はとってません、問診表をお渡ししているだけです。こういった内容の説明をしてもわかってもらえません。なくなる前に11月にインフルエンザワクチンは接種しておくべきだった。インフルエンザは不活化ワクチンなのでないとし接種してブースター効果をかけないといけない、受験の年の2回接種だけでは不十分です。ないのに摂取することはできません。昨年の今頃インフルエンザワクチンは全くなかったのは事実ですよ。

脈診と舌診

今日は寒かった、山の紅葉を見ることを兼ねて夢前まで野菜や肉を買いに行きました。山は真っ赤でもないし黄色なのはいちょうぐらい。今年は紅葉はきれいではない。昨日夜姫路城の前を通るとプロジェクションマッピングをしていたが昨年みたお月様が3つも4つもあるほうがきれいだった。漢方診療をするうえであるいは東洋医学会で発表するうえで必要なのは四診です。一番は問診です、診療に必要なことをお尋ねすることです。脈診と舌診。腹診は眼科専門医であることおなかにすべてが出るのではないこと、方剤が経方に偏る可能性があることから行っておりません。四診合算というが問診してこれという薬を決めて最後の確認に脈診・舌診は行うべきとの話を聞く。体を触ることは医師でないと無理、薬局の薬剤師に比べて有利な点です。しかし腹診はしたくない。腹診は中国では一般に行わない。漢方診療には数値がない。検査もない。今年一年でどれだけ成長したかは不明だが患者さんが今のを変えないでといってもらえるのが一番うれしい。今年もインフルエンザワクチンがもうすぐなくなる。昨年も12月初旬に亡くなってしまいましたがワクチンを増産していない以上今年も同じことが起こる。以前はたくさん摂取していたがワクチンが入らないからなくなり次第終わりになる。毎年うっているところでうつのが一番良い。

関西系統中医学講座

今日も一日サンルート梅田で関西系統中医学講座を満喫しました。ちょっと寒い朝7時のバスで姫路駅に向かいましたが目の前の看板は書写山のもみじ祭が今日までであることをアナウンスするものでした。先週は東京でエキス漢方ZtoA,先先週は岡山できび漢方、大阪漢方談話会、さらに前の週は関西系統中医学講座さらに前の週はコタロー漢方名古屋セミナー最終回とコタロー漢方製薬のお世話になっている。さらには今週金曜日の祝日は兵庫漢方談話会です。働き方改革が来年から改正安衛法施行される。36協定による45時間の壁さらには100時間だった過重労働面談が80時間まで短縮されます。ただし過重労働面談は御本人の希望がいる。そして面談の内容を報告する必要はない。こんなにコタロー漢方製薬が尽力くださっているのに宣伝色が薄いのが関西系統中医学講座の素晴らしいところです。基礎理論編と生薬方剤編のほうが参加者が確実に多い。仙頭先生の理論はORIGINALなので理論がわからなければさっぱりわからないと思う。帰りに姫路城のところを通ったがまだまだ駐車場に車が入っていました。みんな余裕です。

エキス漢方ZtoA

日帰りで東京へ行きました、新幹線は先週祝日があったためかすいてました。エキス漢方ZtoAに久しぶりに参加しました。エキス漢方toとAも比較的DVDを見て後日勉強なさる人が多いのでしょう。当帰芍薬散と桂枝茯苓丸はどう違うかあるいはどう使いわけるかという患者さんからよく聞かれる話から講演は始まりました。さらには桂枝茯苓丸の加減法である甲字湯や桂枝茯苓丸加よくいにんの話まで発展しました。さらには中国で開発された冠心2号方の日本版還元清血飲についてたんじんと芍薬は冷やす、川芎と紅花は温性です。もっと温めたいときは温める薬の併用が費用とのことでした。田七人参はニンジンとついているがウコギ科ではないそうです。時期戦略物質として中国が輸出禁止に表向けしたことがある優れものですがあくまで日本では食品であり健康保険はもちろん使えません。また4年以上すると品質が落ちるというのも高麗人参が6年物が優れるのと大きく異なります。そして芎帰膠がい湯をご紹介いただきました。いろいろな出血に使えるのはコタローだけ他のメーカーの保険適応は痔出血だけとのことでした。症例を3つも出されて10分オーバーで終わりました。復習が大切だと思います。何度もテキストを読み返し仙頭節を少しでも理解できるように努めたい、しかし最近ギャグが高等になり理解できないこともあります、系統中医学講座の上級版講座はまだまだ続いていきます。来月はアレルギー学会の講習会で大阪国際会議場で2日の間実習尽くしになります。