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195番でした

今年も残すところわずかになりました。第6回総合アレルギー講習会が終わった。今年も休診にして前泊して参加した。朝8時30分から受付でしたが私は8時20分から並んだがネームカードの番号は195番でした。皆並んでおられた、みんな熱心です。講習会は9時30分から開始、ランチョンセミナーの整理券は9時から配布なのでもう一度整理券をいただくためにならんだ。第7回総合アレルギー講習会は神戸国際会議場で2021年3月に神戸国際会議場で開催される。きっと30年ぶりに京都で開催される国際アレルギー学会が9月というのが関係しているのかと思う。3月上旬はスギ花粉症の飛散のピークです。夏は相模原臨床アレルギーセミナー冬は総合アレルギー講習会。夏は3日座って勉強、冬は2日実習を交えて座学です。総合アレルギー講習会は皆勤賞です。休診にしても参加する価値があります。今年は実習は小児と大人の吸入指導、パッチテスト、プリックテスト・スクラッチテストそして皮下免疫療法実習は毎年受講しているがプリックテストスクラッチテストは人気が高い。実習はキャンセル待ちで大賑わいです。

金属アレルギーはパッチテスト

金属アレルギーの検査をしてほしいという人は多い。パッチテストが陽性になるように行うことには腕がいる。逆に濃度を間違えると陰性になったっり皮膚潰瘍を作ったりする。ジャパニーズスタンダードアレルゲン2015を使って実習を受けてきた。この内容で8000円とおっしゃっていた。かなり大変患者さんもシルキーポアでは水にぬれるとはがれるかもしれない入浴時水につけてはいけない負担がかかる治療です。伊藤明子先生鈴木加奈子先生の実習や講義もうけた。総合アレルギー講習会皆勤賞です。むやみに行うものではない。背中に張り付けて抗原に暴露するということは感作される恐れがあるこのSENTENCEの意味が分からないレベルの方はパッチテストは受けないほうが良い。と私は思うので私は総合アレルギー講習会で毎年実習を受けて備えているがクリニックではパッチテストはしない。原因物質を貼付してひどいかぶれが起きたらまた大変です。スクラッチテストやプリックテストもできるがしない。鳥居薬品の陽性コントローは8000円もする。期限切れするともったいない。今年も総合アレルギー講習会でプリックテストの実習を行ってきた。藤田医科大学の矢上晶子先生と鈴木加奈子先生の素晴らしい指導を受けてきた。楽しかった。

季節性アレルギー性鼻炎にゾレア

いよいよ生物製剤バイオ製剤の筆頭を切ってゾレアが季節性アレルギー性鼻炎に保険適応を取得した。なんと日本が世界中で初めてです。エラッコチャ、いよいよ健康保険が破綻する。オマリズマブはIgEの血液中の濃度で投与量が変わる。日本では最も実績がある生物的抗体製剤です。スギ花粉症の受験生には福音かもしれない。シリンジで注射したら人生を決める受験を快適に乗り切ることができる。しかも医療費が無料の自治体が増えている。生活保護の多い自治体や高校生まで子供医療無料の自治体を駆逐するかもしれない。バイオ製剤を多用すると高点数で地方厚生局の集団指導し行かないといけない。眼科では多焦点眼内レンズの保険適応問題がある。模し多焦点眼内レンズが保険適応になれば世界初のでき事です。しかし多焦点眼内レンズが保険適応になるとわれわれ眼科医はみんな駆逐される。眼科にはどうも眼科医療費の総枠がある。多焦点眼内レンズが健康保険適応になればほかの眼科医療費が下がる。眼科にもルセンテイスやアイリーアという抗体製剤がある。この薬で救われる視力がある、一方近畿厚生局のご指導を仰ぐ医療機関がある。

子供以外のスギ花粉症の舌下免疫療法の開始時期

スギ花粉症の舌下免疫療法の開始時期12月いっぱいです。少ないながら一月には花粉飛散が始まります。スギ花粉症の舌下免疫療法にはシダトレンとシダキュアの2製剤があります。今のところ12歳以上の方にはシダトレンで入学してシダキュアで卒業することをお勧めしています。シダトレンは非常に副作用が少ない治療です。効果が一諸なら程度のものが良いとダニの舌下免疫療法が始まった時言われてました。高濃度のものはどうしても副作用が多くなります。安全なシダトレンを行い、私どもではダニとの多重感作がある人にはスギ花粉飛散が割ったらダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎に対する治療を行います。小さなお子さんはお母さん次第です、継続治療ができる子もできない子もお母さんの熱意です。5年は長いが中学生になると継続率が極端に減少します、大学生で下宿でもしようものなら皆辞めてしまう。AIHやIVFなど妊活の一環としても重要です。妊娠中授乳中は抗ヒスタミン薬は飲みたくない、それなら今から妊娠出産授乳に向けてスギ花粉症の体質改善しておこうという人が多い。漢方薬で妊娠に向けた体力づくりと舌下免疫療法による体質改善をする人増えている。今月いっぱい新規の舌下免疫療法を導入できます。かなり安全な治療です。

アレルギー専門医の更新

日本眼科アレルギー学会が終わりアレルギー学会専門医の更新手続きです。白内障手術のように御殿が建ち行列ができるわけではない地味な分野が眼科のアレルギーです。今日も春季カタルのお子さんがお越しになった。上眼瞼をほんてんすると春季カタルになっていた。全国に20人ほどしかいない眼科専門医を有するアレルギー専門医。更新が11月20日に控えている。苦労して取得更新しようと思うが書類を書いて消す日が続いた。やっと出来上がった。今日、書類を受領しましたとアレルギー学会から届いた。あと何年働けるか、また一つ誕生日が過ぎた。また一つ年です。12月には皆勤の総合アレルギー講習会です。アレルギー学会専門医更新にはこの総合アレルギー講習会に参加は必須です。調剤薬局さんにはご迷惑をおかけしながら土曜日は休んで講習会です。いまどきの調剤薬局は加算がつくので土曜日休んで平日はずっと開けといてくれる医療機関が良いみたい。眼科アレルギー学会のため休診ですと行きたいが後が大変だから土曜日はやめた。午前の診療終えて姫路から新幹線乗ると16時過ぎになる。神戸マラソン前日に兵庫県臨床アレルギー研究会に参加した。千葉メデイカルセンターの猪熊茂子先生のお話でした。15年ぶりくらいでお話を聞きました。好酸球増多のお話でした。3症例同じだったら7症例10症例同じではないかという目新しいことにちゃれじされているそうです。リウマチのお話で私は直接関係しませんがいつまでも輝いておられた。

アレルギーの新しい治療

第二2回アレルギー学会近畿地方会では大鵬薬品にセミナーで脂質メデイえーたーのお話が中心でビラノアのお話はあまりでなかった。PGD2が見え隠れする。そしてインターネット上の話題はゾレアのアレルギー性鼻炎への適応拡大です。アレルギー性鼻炎への生物製剤は初めてです。気管支喘息じんましんそしてアレルギー性鼻炎。アレルギー性鼻炎といえばスギ花粉症です。舌下免疫療法も大きな期待がかかります。そしてアトピー性皮膚炎にはJTと鳥居薬品のアトピー性皮膚炎に対する外用薬が登場します。ライバルはプロトピック軟膏で第二相臨床試験の結果プロトピック軟膏よりも早く効くようです。最近は未承認とかの情報は全く洩れてこない。コレクチム軟膏はアトピー性皮膚炎で初のJAK阻害薬だそうです。アトピー性皮膚炎は命にかかわる病気ではない。インターネット上はまずは16歳以上、そして2から16歳へも時間をずらして使える様になる。PHASE3はもう終わっている。しかしこんな新薬あるのに鳥居薬品の私共へ訪問いただいたベテランMRさんは消えていいた、そして若い方は他のメーカーに移り残念です。

舌下免疫療法は減感作はしない

舌下免疫療法のことをいまだに減感作療法という人がいる。これは今は否定されている、舌下免疫療法しても減感作はしてないということです。今はどこもインフルエンザワクチンの予防接種がいっぱい行われている。舌下免疫療法のエキスもWHOがワクチンと呼んでいる。舌下免疫療法を開始するにあたりまず診断が重要です。プリックテストもよいが陽性コントロールのエキスが7000円もするから私は採血のみにしている。暴れる子や泣きわめく子が嫌な人がいるから15分かかるサーモフィッシャーの穿刺式の検査もしない。原則MASTやVIEWは使わない。保険で査定されやすいから。明日から昨年も参加した日本眼アレルギー学会が浜松町で行われる。後一か月したら恒例のパシフィコ横浜でのアレルギー総合講習会です。何か月曜日から使えることを持って帰りたい。今日の鳥居薬品のウエブ講演はとても感動的だった。湯田先生は20分講演20分質問に答えることを二回繰り返してくださった。今日の講演が鳥居薬品のホームページで閲覧できるようにしてほしい。私のホームページ非才浅学な私がおかしなこと書かないように鳥居薬品の方見守ってくださっている。ぜひ実現してほしい。

妊娠前からの舌下免疫療法は妊娠がわかったらどうするか

すでに妊娠している女性に舌下免疫療法を新たに開始することは禁止されている。では舌下免疫療法を開始後妊娠がわかればどうするか。私は受診した病院がある産婦人科の薬剤部からの指導で止めた人を経験しました。何が正解かわかりませんが添付文書ではやめるのが正解の様です。添付文書通りだとやめることになります。ただ舌下免疫療法開始時に東京のホテルニューオオタニで行われた講習会では舌下免疫療法は継続するのは良いと聞いている。しかし添付文書を読むといけないことになっている。担当者レベルではわからない様である。あるいは裁判所では添付文書は重要視します。以前講演会で講師に質問したら2人ともよいですよといわれた。これは難しいと今日は湯田先生がおっしゃってました。今日は湯田厚司先生のウエブ講演会は基礎ベイシックと応用アドバンスの二本立てでした。いかに湯田先生がプロフェッショナルわかった。先日のアレルギー学会地方会でも滋賀医科大学からユタクリニックに検体をいただきに行くとのことでした。最後に湯田先生のところは落伍者が少なくてすごいと思ってましたが基本的4週間しか処方していなくて6週後7週後にお越しのことは多いそうです。安心した。

アレルギーのコンポネント診断

食物アレルギーのコンポネント診断を保険で行うにはまだまだ項目が少ない。しかし私のように食物アレルギーといえばOASというものにとってはコンポネント診断はありがたい。コンポネント診断はアレルギーに重要な成分を血液で調べることです。先日、小麦が前の血液検査で陰性だったのに今回クラス2になってるから注意するように言われた女性がお越しになった。そこでコンポネント診断を提案した。第12回相模原臨床アレルギーセミナーのサーモフィッシャーのイーブニングセミナーを聞きながら同じ講義を昨年も聞いたのにすっかり忘れている。コンポネント診断の考えは交差抗原の考えを理解する必要がある、しかし第13回相模原臨床アレルギーセミナーは全く同じではない。例えば小麦では2010年から小麦のコンポネントを調べることが可能になっている。ω5グリアジンです。茶のしずく石鹸で大いに有名になりました。12月の総合アレルギーではコンポネント診断のお話をまた聞きたい。

アレルギーマーチをなめて止める

ダニの舌下免疫療法を希望される方が全国で少ない。保険適応病名がダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎となっていることがまずい。DUAL SLITを行うかどうか。ダニとスギしかない、両方するときは朝晩に分けて行うことが多い。しかしアドヒアランスを考えると5分間隔が成績が良い。ヒノキ花粉はエキスの抽出が難しく全くメドが立たないようだ、鳥居薬品も塩野義製薬も元気がない。舌下免疫療法のお薬が低薬価なのが原因かもしれません。ダニが少ない理由は私の場合どうせ続かないならいけるところまでスギ花粉単独治療を行うようにしている。ダニで体質改善を図ってうまくいっている人はスギがRASTのクラス4にもかかわらず全く抗ヒスタミン薬の処方はしいない人がいる。ダニを姉妹二人でやっている子が来た三カ月で一か月分をしていたらしい。これ以上は追及せず処方した、良いことか悪いことか。