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シリンジ型インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンをうっていると特におやすくすると国産ですか?ジェネリックですか?と昨年さんざん言われた。姫路はインフルエンザワクチンの接種料金が安いと思います。一昨年近隣の都市から来られた方が姫路は安いといわれていました。インフルエンザワクチンにもシリンジ型という高級なものがあることをご存知でしょうか?3つの会社から発売されています。今年はMSD社からもシリンジ型インフルエンザワクチンは発売されました。MSDは阪大微研のものを今年から発売することとなりました。チメロサールフリーになっています。シリンジ型インフルエンザワクチンは本来妊婦さん用に作られました。予防接種すると腕が腫れるヒトにも有効かもわかりません。シリンジ型でも接種部位が腫れるかもしれません。

4種混合ワクチン

4種混合ワクチンは2種類発売予定です。クアトロバック皮下注、テトラビック皮下注シリンジがあります。どちらもセービン株です。4種混合ワクチンは3から8週開けて3か月から12か月に3回接種します。4種混合ワクチンですがテトラビック皮下注シリンジは2本ワンセットになっています。何と価格もテトラビックの方が高い。なぜ価格が違うのか?イモバックスポリオ皮下注の価格からすると三種混合ワクチンよりも4種混合ワクチンを打つ方が経済的です。イモバック皮下注ポリオの株はソークワクチンです。追加免疫は最低6か月あけるそうです。

泣かない予防接種

姫路市でもヨモギの花粉が飛散してるようですね。予防接種で一番泣かないお子さんは生後2か月や3か月のおこさんです。針が見えないという理由が考えられます。
ヒブや肺炎球菌ワクチンの予防接種の時なかない子は多く存在し、一歳を超え麻疹・風疹混合ワクチンをうつ時さらにヒブ・肺炎球菌ワクチンを追加接種するとき一瞬だけなくことがある。固定をいかにしっかりするかなおかつゆっくり入れるかさらに注射針は太目の方がが泣かない予防接種には有用と思います。3歳の日本脳炎では恐怖心が出ています。ヒブと肺炎球菌の同時接種で因果関係は証明されていないが死亡した事実があることを知らずにヒブと肺炎球菌といわれると戸惑います。医師会のメールでヒブと肺炎球菌の3回接種を1歳までに済ませているか?言葉をかえれば今までは1歳以上でヒブと肺炎球菌を受けても公費助成の対象だったが今後は1歳以上のお子さんのヒブと肺炎球菌ワクチンの接種は公費助成としないという保健所からの通知でした。お二人のお母さんからご指摘を受けました。7月生まれでも三種混合と不活化ポリオ単独でなく四種混合ワクチンを打てるそうです。11月まで3種混合と不活化ポリオを接種しなければよいそうです。

自費診療

予防接種は自費診療です。受診される医療機関により価格が異なります。最近不妊治療を開始しようという方から問い合わせが多い。風疹ワクチンです。いろいろ質問うけますが価格が医療機関により異なることをご存じではない方が意外と多い。今、風疹になりやすい方は30歳ぐらいの男の方が多い。女性だけが風疹ワクチンを接種した時期があるようです。一方、病気になると保険が適応になり均一料金です。エピペンはアナフィラキシーショックの薬です。アナフィラキシーがおこってから処方するのが本来の保険診療です。予防に保険給付が適応されるのは画期的です。エピペンことアドレナリン自己注射器が昨年9月からは健康保険の適応になりました。それまではエピペンの処方は自由診療でしたので価格がまちまちでしたので使用しやすくなっております。コンタクトレンズの定期検診も保険診療なのは不思議な気がします。しかし、保険診療で無くなれば検診を受けることなくみなさんがコンタクトレンズを安易に使うようになります。しかし、県の北部に行くとコンタクトレンズの健診が4000円の自費のところがあるそうです。これはコンタクト量販店がコンタクトレンズを安く販売し検査料を高く設定するため勝手に自費診療にしています。インフルエンザの予防接種が10月になるとはじまります。これも自費診療ですから当然価格が異なります。

ポリオワクチン

不活化ポリオワクチン単独の接種が始まりました。パラパラ来られます。その中で、気が付いたことを書き留めます。一つ目は古いOPVつまり生のポリオワクチンの接種券をお持ちいただく方があります、マスコミも9月から接種が始まることは報道しましたが全員9月から始まると誤解を生む報道だったように思います。今日も古い接種券を持参されました。新しい接種券が送られてきた人が対象です。もうひとつは8月生まれのお子さんが4種混合ワクチンというかたちで不活化ポリオワクチンを打ち始めることになっています。しかし7月生まれのお子さんのおかあさんが保健所で聞いたら11月まで3種混合ワクチンを接種しなければ11月から4種混合ワクチンが打てるといわれたとおっしゃるので保健所へ電話をした。答えはお母さんがおっしゃったとおりでした。ワクチンの欠品を起こさない様カウントされているのは何なんだろうと思いました。0歳児さんが漢方やアレルギー主体のうちなら感染症を心配することがないと思われるのか?御来院いただいております。最近は2か月からのヒブや肺炎球菌ワクチンも結構お越しです。

A型肝炎

A型肝炎とB型肝炎小児用が欠品状態らしい。なかなか一般のところでは接種できません。A型肝炎は韓国やフィリッピンで流行しているタイプが国内に持ち込まれているそうです。わが国でも60歳以上では70パーセントの抗体保有率です。40歳以下ではほぼ0パーセントです。しかし、A型肝炎の小児用は存在しません。ガンマグロブリン製剤を打つしかありません。きれい社会のひずみでしょうね。なるほど、今年の夏はA型肝炎ワクチン接種を希望する人多かったです。

予防接種法の一類疾病

予防接種法の一類疾病はその発生および蔓延を予防することを目的としてこの法律の定めるところにより予防接種をを行う疾病です。致命率が高いことによる社会の損失の防止を目的にする日本脳炎、破傷風と集団予防目的のジフテリア、破傷風、ポリオ、麻疹、天然痘、結核があります。集団予防を図るジフテリア、百日咳、麻疹、風疹、結核、Hⅰb,天然痘、小児肺炎球菌、ムンプス、 水痘、ロタウイルスが挙げられます。致命率の高さ、長期予後から社会的損失防止を目的とするHPV,B型肝炎、日本脳炎、破傷風が挙げられます。社会から感染源をなくすために予防接種をしている側面があります。

予防接種の予診票

定期予防接種の予防接種の予診票もいろいろあります。わたくしが一番気になるのはMRワクチンの4期に父兄の同伴の有無、緊急連絡先という欄が姫路市では設けてあることです。MRワクチンの4期は高校三年生を対象としています。もしも、アナフィラキシーが知人同伴の時に起これば訴訟問題になりかねない訴訟ではなくても争いになりかねない。高校生に責任能力は乏しく、あと半年のMR3期ですが同伴はあたりまえです。高校三年生は未成年者です。不活化ポリオワクチンもおなじです。保護者とは別に同伴者の欄が存在します。同伴者とは不測のことが起こったとき責任が取れる人のことです。近所のお子さんを預かってくるのはよくないことです。なんかあったら責任取れますかと行政は言います。それなら一文入れて同伴者は何かあれば責任とれる人と明記すべきです。保護者の方も家で待機するなら不測の事態に対して同伴するべきです。問診票に携帯電話などの緊急連絡先が書いてあっても帰宅途中で子宮頸がんワクチンなど失神する可能性がありますよ。

イモバックスポリオ皮下注

一部の方にとっては待ちに待ったイモバックスポリオ皮下注を今日から接種始めました。0歳児のお子さんでしたが泣きもせずあっという間に終わりました。21日後以降に又接種することになります。インフルエンザが流行期に入る前に不活化ポリオつまりイモバックス皮下注の接種が終わるとよいですね。0歳児と6歳から7歳6か月の方のみ優先で子宮頸がんワクチンの不足を教訓とした予防接種のスタートです。需要と供給のバランスはワクチンを一切うたない人、自費で不活化ポリオワクチンを接種した人の数が読めません。不活化ポリオ単独ワクチンは供給が需要をうわまわるはずです。4種混合ワクチンを含め不活化ポリオワクチンは不足にはならないと予測されています。当面3年間は56日ルールは適応されません。自費で接種した人はどうすればよいか?講演会で聞いた話ですと追加免疫として7歳6か月までの終わりの方にうつのも一つです。フランスかどこかでは6回接種するそうです。

予防接種法2類疾病

予防接種法2類疾病は個人の発病またはその重症化を防止して併せてこれによりその予防に資することを目的としてこの法律の定めるところにより予防接種を行う疾病とされています。個人の予防に比重、積み重ねとして集団予防を目的として「高齢者インフルエンザ」があります。だから65歳以上になるとインフルエンザの予防接種が無料ある胃は安価になるのですね。更には60から65歳未満の慢性高度の心・腎・慢性呼吸器機能不全も同じ根拠に基づいて予防接種法の対象疾患とされています。